ピュアピコ

体等身バランス大事やね

人形に手を染め始めた頃、まだヲタ臭いものに対して嫌悪があった。
それと逆に、すがすがしいほどにヲタ臭いものだと逆に面白がる余裕もあった。
さてピュアニーモ、ピコニーモである。
最初に見たときとても不安になった。
手にしていいものやら距離を測りかねる。
乙女とかいう分野にしてはムチムチしていて写実にすぎるきがするし
耽美とかいうにしてはコミカルすぎるこのデザイン。
しばらく放置していたのだがこのたび必要にかられてピコのほうを入手。
不思議、素体って素体だけだと素体なのね。
凄く匿名。ロリでもないし、エロでもない。
思ったよりずっとモノっぽいのである、特定の顔を思い浮かべることもない。
値段のわりに稼動する便利な体、ということで
裸のまま部屋に放置しても抵抗感がない。そのため放置しちゃっているが気にしてない(しろよ、しとけよ)
顔がつくと途端に状況がかわるとおもわれる、人形の体と顔の関係の謎に一歩踏み込んだ気がする!
サイズさえあえば、どんな顔もうけいれるようなそうでないような。
ハニワ、とか見ていると人形を欲しがるのは人間の原始的欲求のうちなのではないか、とか思ってしまうのだが、人形を作りたがる気持ちっていうのはどうだろう?
人形を欲しがる人とそうでない人の違いについて考えていたこれまで、その謎もとけぬまま作る人と作らない人の違いまで悩むことになったワタクシだ。

ピコニーモ Sボディ 白肌

ドラマとか映画とかに人形がでてくるとめちゃ気になってしまう。
(人形の持ち主作者がどんな人格で扱われているか、あと劇中のドールのデザイン。
ま、人形者が肯定されていることなんてないんだけどな。)
気にし始めるとけっこうある。そのうち表にしてみよう。