な、漂流してるだろう?

根源的って言葉が便利と気付いたの

おろちのトートバッグもって歩くと、知らない人に声かけられたり、知っている人からも楳図を熱く語られたりする。
「え、好きなんだ?(楳図が)」とか言われたりする。けっこうなれなれしいかんじだ(驚)。
いまのところ嫌な気分になったことはないが、赤白のストライプ長袖シャツとコーデしたろうという計画は実行に移さないほうがいいと確信。
いたたまれないことになりそうぢゃん!


私も、人のバッグとその中身(とくに文房具)はがっつり見てしまう派だ!
ある日新横浜の駅で、ホームにいる女(そこそこ混雑の時間帯、少なくない)のバッグがぜーんぶぜーんぶぜーんぶ軒並みコ一チ(の、モノグラムライン)というのを目撃したけどあれはなんだったのだろう!
去年のことでしたが新横はコ一チの聖地とかだったりするんだろうか。
地下鉄のホームに同じマークのはいった鞄を持つ女が続々集合してくる、それはちょっとSF的光景だった。


久しぶりに漂流教室読み返し。
ずっとずっと若いとき、若いというより幼いときに初めて読んだけど、そのとき、怖くて全部読めず、飛ばし読みしたんじゃないか、という疑惑が。
今意味がわからなくても、大人になったらきっと・・・ってそのとき思ったとおもうけどまだ謎な部分があるうえ、しかもまだ読むのが怖いのだった。


消化しきれずオロオロしていると、巻末についていた解説に凄く共感できる一説が。
楳図の凄いところは根源的不安を描いているところ、とかなんとか。
この解説者が名解説者で、なんか怖いよーでも説明できないよー(頭弱的な問題で)という部分を「根源的恐怖」と定義してくれたおかげで読み終えたあとの混乱を乗り切れた。
一度映画化されたことがあって、見たあとポカーンとなったのを覚えている。
あれは幻だったのか、ぐぐったらやっぱ存在していて駄作駄作と評価は散々なんだが、自分の記憶として、あれは駄作という言葉で言い表せない「ポカーン」だったので誰かうまいこと定義してみてほしい。
この世界のどこか(パラレルワールド含む)ではあの映画を大傑作と評価する文化もきっとあり、あの映画はむしろその世界と僕らの世界との入り口として開かれた異世界の裂け目のようなものなんだよ、とかそういうかんじに。
そう考えてみれば、あの映画のなんじゃこれは感、どうしてこうなった感はまだぬるい。
そのぬるさがダメだ、といわれているわけだが。

漂流教室 [VHS]

漂流教室 [VHS]

やばい、またみたいとおもいはじめた

人からもらってずっと育てていたカスピ海ヨグルトがついにお亡くなりに。
もう10年も育てたというのに、使う牛乳の種類を低脂肪にかえたら雲行きが怪しくなり、ついにシャバシャバした謎の液体になってしまった。
誰か!タネをくれたねを、ということでアピったが、いまさらカスピしている人ってどこにもいないのね、いやしないのね。
最初にくれた人(友人ママン)にも声をかけたがとっくに撤退してた。
かといって、まったく知らない人からもらうのも嫌だし、種から作戦は諦め、ネットで乾燥粉末を入手。
一晩でカスピができあがり、またブリーダーに返り咲き。
カスピは本当にいいヨグルトなので興味のある人はためしてみるべき。
緊急入院で食事gdgdになったときにもこれに救われたし、菌を培養する、っていうのもなんか楽しいからぜひに、だ。
長生きに興味はないのだが、痛いとか辛いのが嫌いなのでつい健康になりたがってしまうのが私の困ったところ。
自家製ヨグルトまで作るとか、どんだけ。矛盾しすぎ。
いつか、長生きしたいと心から言える日がきますように。

曙産業 常温で簡単に作れるカスピ海ヨーグルト CT-219

曙産業 常温で簡単に作れるカスピ海ヨーグルト CT-219

便利でびっくりの容器。もっと早く買えばよかったよ的な。