носки

きらららら




テンパったかいもあり、かばええタイツが届いたとです。(ブライスちゃん用)
アテクシ、実はブライスのボディーマニアなんです。
っていうか、ブライスの足フェチなのです。
何が素敵ってあのハッチハチムチムチしたフォルム。
適度に太さもあり、くびれもあり、色香もありつつ元気なあの足ですよ!
ブライスの何が新しいってあのボディーが新しい。
生まれるのが早すぎたとしたらばあのボディーが早かった。
細くて小さい未熟なものを愛でる目線も、肢体を愛でる感覚として成熟しているとしたら、逆にあの、バービーちゃんとは別の意味でパンチのある肢体もまた何かの頂点ではなかろうか。
何か、というのは「女の子の世界」の頂点。
ギャルが共有しているのは「カーワァーイィーイー」という感覚ではなくて、あの無駄に太い足なんす。
女の子の世界はこのブサイクで可愛いものから端を発しているのですよ。
男の子が入ってこられない女の子の聖域は、小さい鏡だとかクシだとか、マスコット、とかいったものじゃなく、「ソックタッチ」から始まっているのです。
国境を隔てて外国があるように、女の子の世界は靴下で隔てられています。
靴下をみればその子がどんな子なのかわかるってもんです。
国境を越えると、別の言語があるように、靴下の形や色や長さで女の子はそれぞれの文化を持っています。
学校に、白ソックスで通う子と、紺ソックスで通う子を、同じ学校に通う同じ年齢の似たような娘であるからといって同じ文化を持つと判断してはなりません。
さらに、同じ白ソックスでも、三つ折、二つ折、くるぶし下、くるぶし上、ワンポイントあり、無地、ゴム編み、平織り、ライン入り、ラインなし、と細分化されて、それぞれ別の種族と認識せねばならないのです。
いまでこそ、ルーズ種は有名ですが、この種はもとは三つ折に属しており、そこで最初の一匹が男子用のかかとなしアメリカ産靴下を着用してまずはダルダル種になり、それが進化してさらにクシュクシュ種が生まれたことは特筆すべきことでしょう。
クシュクシュ種は、靴下の世界に「ワビサビ」を持ち込んだ最初の種です。
それが進化して(勾配を重ねるごとに過剰になって)ルーズ種が生まれました。
いわゆる、足ガンダム革命。
足だけがザクゲルググ化したのは、そうなる必然がありました。
ガンダム革命とは、ヒザ下のカサを増やすことで、ヒザから上を細くみせよう、という革命でした。
それまでも、ロンドンブーツはもとより、オデコ靴、ラバーソウル、安全靴といった足ガンダムの片鱗は存在しましたが、それは男の子からの借り物に過ぎなかったのです。
ゆえに、クシュクシュ種の誕生とほぼ同時期に「一人称僕女種」は絶える一方で、今は保護種に指定されています。
さらに、漠然としたシワ、タルミでは満足せずに、木綿のヒダに「多くてもならない、少なくてもならない」というマインドを持ち込むに至ったのです。
この布の重量の中に、世界のすべてが内包され、言語ではなくて、靴下で会話するという文化が市民権を得たのでした。

いろいろな人形をもし大きく二つに分かつとしたら、それは足ではないでしょうか。
自立するかしないか、(これは頭と体のバランス、及び腰の問題も大きい)、その足が長いのか短いのか。
ブライスは、自立はしませんが、何かにちょっと寄りかかるようにすると立てることもある、しばしば「ゴン」という結構な音を立ててひっくりかえる人形ですが、私はこの「ゴン」の瞬間、鈍い音とともに天に向かって放りだされる二本のムチムチに夢中です。
そのとき、自分の心の蔵のあたりで「ぱすっ」と音をたてて何かがブレイクすると、前頭葉の中でモアーとドーパミンがダダ洩れているのを感じるです。

「ヤバイ、タイツスゲー可愛い、うちの子スゲー似合う」と言いたいためにこんなに語っちまったよ。