турист

CastleDragon2004-11-17


前に、ヨン様が来日したとき、私は始めて
ヨン様が恋人同伴で来日
その恋人は、公式サイトで公言しているステディ娘で公私に渡るパートナーである(ぺ談)
ということを知り、ヨン様が何ゆえにこんなにファンに対してオープンなのか疑問に思っていた。
このたび、ヨン様とその女子が破局をしたそうで、なんでそんなにオープンなのか、あんたは松居一代か、とまた疑問に思った。
しかし、ヨン様になりきって考えてみるとどうだろう。
ある時期を境にやたらと外人にモテるようになり、その外人は自分の父親ぐらいの年齢。
その爺たちが、血相を変えて自分の行動エリアを徘徊し、写真をとり、dai様、dai様、と大騒ぎ。「微笑みの駄天使」などと褒め称えながら自宅を突き止め、表札の前で記念撮影し、私の行きつけの店(ホームセンター?)に大挙して押し寄せ、dai様ストラップを買い漁り、dai様Tシャツなどを勝手に作られ、私の顔を見ると感極まって泣き出したりする。
貯金の残高が冗談のように増えていき、「最近やたらとモテていますね、プ」などと人から笑われたりする。たどたどしい日本語で書いたラブレターがハリポタの梟便のようにズサーと届き、すわ誕生日ともなれば「気持ちだけでいいのでプレゼントは自粛してください」などとお願いしなければいけない始末。
「ははは、ただのブームで、私なんてエリマキトカゲみたいなもんですよ。ゲッツ」などと嘯いてみたところで、笑っている場合ではないはずだ。
ああ、わざわざ爺の集会(サミット)に降臨し、「お会いできてウレシイです」などと心にもない発言をしたばかりに(ため息)。
こんな稀有な状況に身をおいた人間というのは、地球上でもそうそう大勢はいないはずなのだ。
世の中にスターは大勢いるけれども、そのファンの発生地域がやたらと限定されており、やたらと近所であり、やたらと濃厚であり、あまつさえ、スキあらば笑ってやろうというサディスティックな一面をも垣間見せつつ、お為ごかしにdai様変身セット、なんてもんまでバラまかれた人間はそうはいない。
とりあえずお高くとまってみたところで、なんかむなしいの。通販生活の表紙とかでネタにされてたりするし。
嬉しい、嬉しくない、とか以前に対処の仕方がわからない。つい挙動もおかしくなろうというものだ。
こうなると、ヨン様の運命は、ヨン様サイドのブレーンと、日本の代理店の人間と、どっちの腹黒さが勝っているかにかかっている。
勝手に写真を使うな、肖像権の侵害、などと攻めの姿勢できたヨン様サイドもなかなかやりますのぅ、と思ってみていたが、「私たちはヨン様からじきじきに許可をいただいております」などといいながら、ヨン様記念館にヨン様の手の鋳物を純金で作って展示したりする日本サイドもかなりコスいと思う。
ヨン様、どんな気持ちで石膏に手をつっこんだんだ。国技館で売ってるあの手形じゃないよ?歯医者で歯型とって作るような、立体の「手」だよ?その手を握って「ヨン様のぬくもりが」とかいってんだ。
楽しそうだね!

ときに、私は映画ターミネーターをちゃんと見たことがない。私の知るターミーネーターは、欽ちゃんの仮装大賞でネタにされたやつと、焼きそばのCMと、これもちゃんと見たことがないのにロボコップがごっちゃになったものだ。そのキメ台詞が「あいるびーばっく」らしいんだけど、このセリフがどんな状況で言われたものかも把握していないので「あいむ、ちゃっきー」(これはちゃんと映画をみた。でも脳内リプレイは、山崎邦正のチキチキ眉間に皺を寄せてシマシマTシャツで包丁をふりかざして振り返る)と激しく混同しており、カリフォルニア州知事が「あいるびーばっく」という姿が「ご利用は計画的に」の曙に見えてしまうという混乱ぶり。
州知事は、かなり確信をもってあのセリフを大盤振る舞いしていた様子だが、下手に駆け引きとかせずに「ネタをやりきる」という姿勢はヨン様も学ぶべきところがあるんじゃなかろうか。
私はヨン様紅白出場超推進派。でっかいポラリスにまたがってマツケンサンバの前フリを!
あ、これをやった場合、年始の「○ッコにおまかせ」でアキヲに「たいしたことなかった。私より背が低かったし」とか言われる諸刃の剣なんだけど、一応コブの義理兄がフォローしますんで。
今年の汚れは今年のうちに。

私ってヨン様をどうしたいの?

冬の恋歌(ソナタ) オリジナルサウンドトラック ?国内盤?

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Fall Behind Me

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