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CastleDragon2004-11-28


さくらんぼ」という歌を歌っている女の子。
見るたび聴くたび微妙な気持ちになる。
この子はアイドルなのだろうか?
それは男子にとって?
小さな女の子たちにとっても偶像化された存在なのだろうか?
女優やアイドルへの好意の表現として、一部の男子が「この子は絶対に男に触らない。触られたこともない。そんな汚いことはしないっ」と信じようとする、というのがある。
どっちゃでもかまわんがな、大きなお世話じゃん、と思うが、その「イメージ」というものも商品の大事な一部なわけだから、それを凌駕する何かがないのなら、汚いことがもしあっても隠しておくほうがお互いのため、だとは思うのだ。
限度の問題もあるけど、清潔さ!とかを要求するのは消費者(ファン)の権利のうちと思う。

さくらんぼの女の子をみても別に色気とかを感じることはないし、歌詞の言葉遣いこそモニョだが露骨に下品なことを言っているわけじゃない。
でもなんか汚そう、という私の独断と偏見はとまらず、この娘に彼氏がいてその人と何をしている、とかいう話でもなく、漠然と汚れなイメージは見るたびに確信を深める。
嫌っている、とかいう能動的なアクションじゃなくひたすら腰がひけてしまう。

で、もしかしたらこの娘の純潔を信じている人、というのもどこかに存在しているのかもしれないのだが、
私はこの娘をみるたびに、この娘の彼氏いない歴=年齢、で、本当は男の子と手をつないだこともないです、とかだったら嫌だ、逆に。と思っている。
半年前まで援助交際をしていましたぁーとかいうことだったらそっちのほうが合点がいく。
人としては未成熟なのに、♀としては完結している感じが怖いのかもしれない。
これは、ゲロゲロタウン渋谷とかをウロウロしていて遭遇する娘っ子に感じる違和感と似ているかも。
臍をしまえ、ボタンを上まで閉めろ、足をだすな、胸をしまえ、という見た目の問題ではなく、むしろ思想や世界観のほう。

こういう女の子と「対になる」男の子がイメージできない。
この女の子はよくみかけるタイプで、アーティストという肩書きで何かをするには没個性じゃないかと思うぐらいなのに、「みっきーと、みにーちゃん」みたいに、収まりのよい状態を想像することが私にはできない。
飛び跳ねながら元気をアピール姿に、底知れない闇さえ感じる。その姿はむしろ暗い。
なんとなく、日本の未来を憂いるときの、救いの無さと同じトーンの暗さだ!