народный костюм

民族衣装どてら


ポチった本が届いた。人形服マニュアル。
即効和服の裏地のページをむさぼると、「総裏地は厚みがでて格好が悪いのでやめましょう」とバッチリ書いてあった。
ええええっ。
ん〜言われてみると、振袖がドテラに見える気もしないでもない。暖かそうで収まりはいいのだけど。今までの苦労はいったい。
もう総裏地のことは忘れて生きることにした。
スソの部分だけ裏地つきの一番オーソドックスなものに路線変更。
パーツが倍増して眩暈度アップ。
とりあえず出来上がった着物をブラたちに装備してみると、後頭部を鈍器で殴られたような衝撃。な、な、なんてかわいいのだ。ビビリング。
一冊まるごと人形和服の本には、なんと島田の結い方がレクチャーしてあってクラクラする。
自分が進みたいのはそういう方向ではない、と一応わかっていて、このデカ頭のチャッキーがさらに島田に・・・とそれを考えると明らかに出オチギャグになるとわかっているのに、そのうちやってやろうと密かに思った。
ウホっ、いい人形。

パーソナルカラーの修行のために、それぞれに似合う色を考えてみよう、と思うのだが人形の顔色を伺うのは難しい。
聞くところによると、子供がお人形遊びをするのは情操教育の一環として大事で、着せ替えしたり髪をとかしたりすることで自分の身づくろいの基礎を作るらしい。
さいころ、みっちり人形をいじくったはずなのに、私にはこの基礎が欠如しているような気がしているこの頃。
何を着ていいのかわからない、何を着たいのかもわからないと思うことがしばしばある。
可もなく不可もなく、みたいな面白くもなんともない格好をしがち。(面白い必要はないが)
がんばりが空回りするぐらいなら無難なほうに・・と軌道修正し続けた結果そこへたどり着いてしまった。
ボロは着ていても心は錦とか思っていた時もあったけれど、それはあくまで心持の問題で、ちゃんと自分でどうしたいのかビジョンを持つのは人の最低限のスキルのうちだと気づいた。
人の披露宴でチャイナ服を着てしまう
人の披露宴でアオザイを着てしまう
人の披露宴でサリーを着てしまう
とかいうドレスコード以前の問題はクリアできていると思うのだけれど
迷うとつい黒を選んでしまう
寒いのを我慢する根性がない
暑いのを我慢する気骨もない
気づくと持っている服が似たようなのばっかり
な上に
たまに冒険しようとすると地雷を踏んでしまう
カジュアルで押し切れるほどのボディがない
カッチリで押し通すほどの威厳がない
なのがだめなのだ!
ダメ子ちゃん!
ブライスにはハジケたローブをあてがおう、と思うが型がないと崩しもない、ってことで、「ダサ」とかつこみようのない和服ってかわいい上に便利かもと思う、そんなところもなんかダメ子。

ヨコハマタイヤのCM曲が妙に気に入り。
どうも日本語らしい?というところまでしかヒアリングできずに「ちょいといいじゃないの」と思ったが、サイトで視聴してみたらばなんか「お前はそこまで弱くないから」「手をつなげば怖くないから」とかプチ説教ソングかよ。責めたり励ましたりかよ。
http://www.deftech.jp/html/index.htm