большойё

あめなのねー

MAJOLICA MAJORCAのシリーズに、只ならぬ興味を持っているワタクシ。
今日もまた棚の前をウロウロ。使って見たいなーと思うのだが、色の展開が上級者っぽくて、ただでさえ福笑いな自分は躊躇している。
見ているだけでも楽しいものだ。テスターをいじくりながらふと金粉パウダーというものに目がとまり。
可能姉妹のやうに、肌をキラキラさせてみまいか、という乳液とパウダー。
そろそろ日焼け止めの季節。これをつけると肌が白くツタンカーメンになるのが嫌だ。
ニス塗った木彫り人形みたいなんだもの。
上から金粉をはたけば、キラキラだし白くないしよさげだべな!
初のマジョマジョだのう、とホクホクで帰宅。
金の箱に星が散らされたパッケージをみながら、しばしニヤついていたが、箱にはいったロゴが「UTENA」。
マジョマジョでもなんでもない。
最近こういう注意力散漫な事故が多い。なんだかなあ(@阿藤快 旧名 阿藤海
私の触ったものは何もかも金粉ショーになってしまうことを除けば製品には満足なんだが。
二の腕をギラギラさせてとても楽しげな私だ。
マジョマジョデヴューは未遂に終わった。



初老と呼べるような年頃のおじさんの「語り」を、昔は毛嫌いしていたけれども、最近、ジャンルによっては楽しいと思えるようになってきた。
最近あんまりみないけど、山城新伍の思い出話とか。
チョメチョメの語りで私が最も好きなのは、「ジャイアント馬場さん」の話だ。
クイズ番組で共演していた二人。
この番組で司会をしていたイッツミーが、病気のためにお休みをしたとき。レギュラーの人たちは別の司会を立てずに、自分たちで留守番をしようじゃないかと話あったという。
とりあえずレギュラーが順番に当番制で行うことにしたものの、そのレギュラーの中には馬場さんが。
馬場さんはいつも座っているだけだったのだ(それで充分。むしろご馳走だった。オイシカッタ)
しかし、馬場さんだけに司会の打診をしないのもどうか、ということで、一同ダメモトで馬場さんのもとへ。
「僕たち順番で司会をやろうということになったんだけど、馬場さんどうする?」と新伍がたずねると、馬場さんは葉巻を吸いながら「うん、いいよいいよやるよ」と答えたという。ジーン。
そんな馬場さん話を思い出したのは、日曜の新聞の書評でなんだか凄いもんが紹介されていたからだ。

ジャイアント馬場 王道ミュージアム

ジャイアント馬場 王道ミュージアム

書評によれば、ここには馬場さんの描いた油絵が収録されているというのだ。
その瀬戸内海の絵は、馬場さんの義理の兄上が病床で、「瀬戸内海が見たいなあ」とつぶやいたので馬場さんが描いて病室に届けられたものだという。
他にも、「源氏物語絵巻風ガウン」が収録されているとかいうのだ。
わーん、見たいよ見たいよ。

そんなことを考えていたからなのか、覆面レスラーつきシャツをみつけるやいなや、なんて素敵なんだろうと感動して購入してしまった。
レスラーそして金粉。それが私の夏のオサレ計画。