вдруг

ライラック

こんなところで化粧するんじゃないわよ

不覚にも容疑者に同情。したことが正しいとは思わないが。
若いから何してもいいという小娘もウザ、若い人になら何言ってもいいとおもう婆もウザ。
たまたまそこに居合わせてしまった他のお客さんが一番被害者かとおもう。
間違ったことをする人をみても注意する気骨のある人がいない、という嘆きもあろうが、周りの人は気づかぬように、本人にだけそっとソフト&マイルドにわからせる、という技も伝承されなくなって久しい今日。
駅のホームでスポンジ握っただけで人生暗転。

石川啄木は、オカンをおんぶしたらあまりにも軽いので泣いて歩けなかったというが、アテクシも、オトンが携帯使っていると、あんまりウルサイので泣いちゃって見るに耐えないです。
電話を使いながら、回りに気遣い、自分の声量を調節して、相手の話もちゃんと聞き、用件を済ませる、ということを同時にできていない。
あ〜オトン、爺になったなあとしみじみ思う。悲しい。拡声器並みの声のでかさ、恥ずかしい。
お化粧しているところを人からジロジロみられても気にならない人の脳をスキャンすると、アルツと同じように前頭葉に穴がある、とかいうのを読んだことがある。
でかい声だして広がってあるく婆も、電車で化粧する小娘も、空気のよめない者同士、同種の生物なのだから、仲良くできないなら接触を避けたらよいのだ。
腹立つヤツを見たらスルー。誰かに怒られてもスルーだ。どうしようもねえ。

電車に乗れば運転手の挙動に目を配らねばならず、しかも3両目よりも後ろに乗らないといけないけどそれでも安全とはいえなくて、ホームで電車を待っていれば汗ふいただけでいきなりインネンをつけられ、通りすがりの小娘に肩を揺さぶられて死にかける。
まったくやれやれだぜ。
これから、駅でコンタクトのゴロゴロをなおすときにも「あーコンタクトがずれた目が痛いから鏡をださなきゃ」とかでっかい声で独り言をいいながらせにゃいかんのかい。
めんどくさ!