весной

人魚さん

つつじはあまり好きな木ではない。あの、根元のハゲあがったところの草むしりが激しく嫌いだ。どこにでもあって見飽きた感もある。
そういうことでつい放置しがちだが、去年の今頃、マニュアルに従って剪定した。しまくった。しまいには剪定バサミの柄がパキィ☆って折れるほどに切りまくった。
今年のキャッスルつつじは凄い。枝も葉もなく花だけが宙に浮いているような咲きまくり状態。
満開のピークにきたところで雨が降ったのでちと残念だったが、雨の中で花の鞠がはねているような姿もなかなかだった。

写真は6分咲きぐらいの状態。ちなみに、この画像はウォーリーもどきになっております。プチブラちゃんが隠れているので何匹いるか当ててください☆

来年もこの調子で咲いてもらうためには、花が終わるギリギリのところで早々に剪定せねばならないのだ。昔からキャッスルにあったもので、花色といい自分の好みとはちょっと違うけれども、なんとか和解できそう。
手をかけると愛が沸くということなのだろうか。
クロッカス、梅が咲いたところから、ミモザ、ヒヤシンス、チューリップ、桜、へとリレーしてきて、つつじが終わると次はライラッククレマチスの蕾もだんだん膨らんできた。
キャッスル花リレーが楽しいのはここらまで。
アジサイ百日紅、と気温が高くなってくるとイライラ度数のほうが上回る。
今日も庭で恐ろしいものをみた。
冬の間は地上部を枯らして姿をくらましていたハーブたちが一斉に芽だししているのだけれど、明らかにエリアが拡大されていて、一部はすでに芝に進入している模様。
野良ハーブがキャッスルの珍走団ドクダミ一派と早くも権力抗争をはじめていて仁義なき一角を構築していた。
「雑草と同じぐらいに強力なので、雑草よりマシだ、と思って植えるとミントが雑草と化す」という噂は本当だったのだ。
この子たちが、ドクダミを根絶してくれることを私は願っている。くれぐれも、安直に「共存」などといった道を選ばないでいただきたい。私は倍泣くはめになる。