вкусный

偽ふたご


数ヶ月前のことだが、ネットで“ゴマの葉キムチ”という食べ物を始めて目にした。
とてもおいしく、ご飯のお供に最適という。
以来、私はこのキムチが食べたくて仕方がなかった。
ネットショップの検索でもザクザクひっかかってはくるのだけれども、味が想像できないのでいきなり注文するのも怖いし、でも食べたいし、少量だけ注文すると送料がもったいないし(ケチ)・・・などとずっと憧れているだけだった。
ゴマの葉ってどんなものなのであろう。
家から一番近くにある焼肉屋には、例によって諸々の大人の事情というやつで、どんどん牛メニューが乏しくなって久しい。
おいしいけれどもちょっと離れている焼肉屋さんに行くことにして、めちゃめちゃ久しぶりに“ユッケ”とか牛タンを食べて感涙。
そのとき、メニューの下に見慣れない菜っ葉がひいてあったので、も、も、もしや!と思い店のおじさんに尋ねてみたらば、それこそがゴマの葉だった。
紫蘇の葉をもっとハーブっぽくしたかんじのものだ(紫蘇もとっくにハーブだけれども)。
紫蘇よりもっと繊維が口に残るようだ。葉のざらざらした感じはモロヘイヤにも似ていた。そしてほのかにゴマの風味もあるので、肉を巻いて食べてもまたおいしい。
ここぞとばかりに“ゴマの葉キムチ”の存在について尋ねると、自分は食べたことがないけれどもおいしそうだから作ってみてくれる、という。
で、昨日またそのお店にいってみると、おじさんが“ゴマの葉キムチ”を作っておいてくれた。
晴れて、ゴマの葉キムチを食すことができた。めでたい。
高菜の漬物をもっと韓国テイストにしたような味だ。
どおりでご飯に合う。ビビンバにも合う。
白菜にはない苦味もあって、キムチの酸味と合わさるとまたおいしいのだ。
久々に食欲が復活して肉を食べまくった。
おじさんは、もっと改良を加えてバージョンアップさせる予定だと語っていた。楽しみだ。