血中ヤンキー濃度 ↑

またやられたよ・・

人間、齢を重ねるとシンプルに傾倒するものです。
私も大人になりまして、ブライスはデフォに限るのぅと悦にいっていたのもつかの間。
S様宅で、可愛くリップリペした子を見ているうちに、自分のところにもスットコカスタムされたブラが存在していることを思い出しました。
血中ヤンキーが、ブラをそのまま愛でずに改造する暴走行為へと私を駆り立て、着地点も決めずにヤスリを振り回したあの日!
箱に閉じ込めてなかったことにされていた封印が、さきほど解かれました。
爪楊枝とアクリル絵の具をとりだし、思いのままに若き日のカスタム厨魂を炸裂させてみました。
選んだ色はまぎれもなく“ファイヤーレッド”でした。
トンカツを食している間に、服屋さん祭りに乗り損ねた悲しみをファイヤーレッドで表現してみました。
背中に羽書いたり、肩に刺青いれたり、眉毛書いたり、ホクロは書くわ、そばかす書くわ、自分のブランドまでこしらえるわです(嘘)

中途半端なピンクだったリップを赤リップにしてみました。
クチビルがっさがさ。

タメになる私の格言をきいてやってください。

“カスタムは、3年寝かせて鍵かけて”

訳:カスタムは、やっているときには夢中だけれども大抵仕上がりはおかしいものである。少なくとも3年はたたないと真価は自分でもわからないので、ひっそりと鍵をかけて3年は寝かしなさい。カスタムするやいなや人に売りつけたりせず、自分にカスタムするほどの器があるのかよく考えれ。



絵の具と筆(爪楊枝)を持っていると色々とやりたくなるのです。
途中で格言が脳裏をよぎったのでまた腰のひけた仕上がりに。
忘れた頃にまたひっぱりだされて憂き目にあいそうなうちの偽フルパン(ヤンキー専用)なのでした。