髪ファッサー


新しい財布を買った。
例によってうろおぼえの風水によると、財布にも「運」というのはついていて、その運の寿命は3年が限界らしい。
どっちにしても中身はスカスカなので寿命も何もあったもんじゃないが。
それにしても中途半端なときに突然にニュー財布と出会った私。
正月になると「歯ブラシもとりかえよう!」的CMが頻繁に流れるが、財布も正月におろしたほうがよい、とかあるのだろうか?
調べてみると主に二つ説があった。
ひとつは、“財布は春に買うのがよい”というもの。「春財布=張る財布」で縁起がよい、と書いてあった。これって語呂合わせというのか、駄洒落にも思えるわけだが・・といささか困惑。私の財布が具でパンパンに張った例などないのであって、駄洒落かよ、と切り捨てていいものやら。
もうひとつの説は“秋の財布は実りの財布でよい”というもの。なんとしてもこちらの説を支持したいものだ。切実だ。
ところで、今は秋なのだろうか?冬なのだろうか?と悩んでいると具体的な表記を発見。
実りの財布は10/20〜11/24の間に購入した財布のことだそうで、しかも11月24日にその財布を神社に持って行き「お願いします」と願うとさらに実る、とか書いてあった。
こんなことで財布が実るなら、みんながお金持ちになっていますさ、などと思いつつ、神社に行く気満々だ。ちょっと早起きして出掛けに寄っちゃう作戦さ。
本当は金運方面の神社、とかあるのだろうが、家から一番近い通り道の神社にチラっと顔をだそうとしている。このような手抜きが貧乏の根源なのか?
ちなみに、私が最初に風水に興味を持ったのは“お金持ちになりますように”とかそんな浅ましいことではなかったはずだ。いつの間にか邪気に満ちた方角に進路をとっている。
どうしたことだろう。