石と毛そして

二体目の巨像は四本歩行だった。
カメラ操作がヘタなので、全身をくまなく眺めようとすると踏んづけられる。
巨像というからには二足歩行であってほしい。四本足だと、二本足に比べて高さによる高揚感にイマイチ欠ける気がする。
まずは脳天を突き刺し、こんなもんか、というところまできたので尻尾に移動して攻撃。
尻尾から「まいった」マークがでたのでよしきたフィニッシュじゃあ(@オオニタ)と思いきや、脳天への攻撃が足りなかったようでまたひきかえして刺し直すために。何、この詰めの甘さ・・・。
苦もなく二体目をしとめる。
調子にのって三体目。
水上に組んだやぐらの上に競技場のような丸いステージがあってそこに巨像が。
この巨像のデザインが、エミ・ワダ・デザインのハニワってかんじ。
私の解釈によると、なんらかの意思をもって作られた巨偶像が、長い時間をかけて魂を持ってしまい、最初は石の置物であったが、血と肉と毛を蓄えるまでになった。
この石と毛とが共存するデザインがネイチャーな感じとマッド・マックスなかんじと㏍ゆでたまご(とくにブロッケンマン)な風を醸してそそる。
意外と腰のくびれがあるところがイイわ〜イイわ〜。
わざと石を攻撃させて、腕の部分の石を壊すと毛が露出するため、剣を橋にして登ってゆけばよい。
ところが言うほど簡単じゃなく、腕まではいけるけれども腰に飛び移るのに苦労する。
何度も振り落とされてヨロヨロしているうちに、水上やぐらの上から水の中に落とされた。
ここからが大変。
壊れかけた橋を登ってやぐらの上に行く前に、二箇所ほどジャンプで飛び移るアクションが。
一度はこれを成して巨像と対峙したはずだったのに、何度やってもうまくいけない。
中継地点までジャンプが届かない。
ジャンプしては落下。ジャンプしては落下を繰り返すうちに、私の指に力がはいらなくなってきた。
また戦いを放棄して攻略サイトに舞い戻る。
ジャンプは前方じゃなく右に十字レヴァーを倒すのでした。
なんだよー。
やっとの思いでステージに復帰。
産休明けのアムロのような気持ちで。
またしても巨像をお待たせしてしまった。
音楽がとてもよい。ヤグディン風。それはつまり、仮面の男サントラ風ということだが。
私が中学2年生だったら、いますぐブラバン入部、トランペッターに立候補する。
腰よりも頭のほうが攻撃しやすいため、脳天をグサグサやり、腰に移動してまたマークをださせる。が、また脳天攻撃が足りなかった。頭に戻って再び攻撃。
最後のほう、興奮していたので本気で殺意をこめてグサグサ。
三体目とったどー。(@よゐこ
まめまめしく果物とトカゲの尻尾切りにはげんだお陰で、体力に余力があるのが唯一の強み。自分のテクだけだと一体目も無理っぽい。
三体目からこんなことで先が思いやられるわい、などと思いつつ四体目研究に余念がない。