トリノからの手紙

地上でもプリンセス・グリーン

カーリングの人と荒川さんを少しみかけるぐらいになり、冬季五輪の失速の早さには驚く。メダルがないと騒ぎようがないのだな。
変なラップのこととか、飛ぶヲヤジのこととか、一日も早く皆がなかったことにしようとしている。良いことだとおもう。
しかし、忘れようにも忘れられないことがいくつかあって、例えばミス・グリーンさんのこととか。長野開幕式での白塗りよりも、もっと凄いグリーンにはお目にかからないと決め付けていたが、チラっとカメラに見切れたり、競技の途中で解説の声だけが聞こえただけでその場の空気を根こそぎもっていくパワー。
なんだか見たらいけないものを見てしまったような気になると、不思議なもんで長野白塗りぐらいは可愛いものだという気持ちに。
最近、自分の中でこんな風な慰め方がブームだ。
直子イイジマの中で熱湯コマーシャル黒歴史かもしれないが、熱愛ホスト(源氏名:ONLY優←わ〜金払ってもいいから一度呼んでみたいよ〜)を見ていると、若かりし日の汚れ仕事が素敵な青春の1ページのように思える。
ハードゲイの女を見たあとには、化膿bros.でさえも清楚で知的なのだ。
このように、色々許せるもののキャパシティーが増えて大人になったような気になっていると、そのうちあらゆるこだわりを排除・超越できるのだと思う。
ピン子やもんたにも客がいるのは、大人の世界にこのようなカラクリがあるからだと踏んだ。徳光の嘘泣きにもらい泣きできる日が、いつか私にもくる。きっとくるさ。