ポチポチ粉生活

途中で壊れるとはよお

前からなんか雲行きが怪しいのう、とおもっていたが、ミシンの縫い目がどえらいことになってしまった。
下糸がぜんぜん働いていない。
上糸調子0(ぜんぜんひっぱっちゃいねえ)とかにしても、下糸がよれっよれ。
なんとか調整してやろうと頑張ったが、布と糸を消耗するだけに終わった。
悔しいので縫い目ヘロヘロのまま型紙のチェックだけやったが、激しく不満だ。
そろそろミシンが欲しいと思っていたのだから買えばいいだけのことなのだが、
私はつい数週間前に「ホームベーカリー」をゲットしたばかり。
それに調子づいて「パスタマシーン」も購入。
もう粉まみれですよ、ええ。
そのときも「前から欲しいとおもっていたんだから」などといいつつポチったのだった。
ダメダメ人間の自分の場合、たまにこういう家電の導入によってモチベーションをあげないと、日々ただ生きているだけのことが困難だとか考える中二の病を発病してしまうやうだ。
甘やかしてはいかんと思いつつも、つい物欲でごまかしている。
自己欺瞞というやつなの?
焼きたてパンは素人にも作れて快調(玄人がホームベーカリーを使うわけがにゃい)、パスタマシンも安物のわりにちゃんとモチモチしたのがにゅるり〜とできて、念願のノシノシ☆にゅるり〜ができたわけだし後悔はないが!
してないが!
水道壊れてまだ直っていないし、なんか一度に色んなことをすると自分のキャパ超えをおこして悪いことが起こりそうな予感に見舞われる。
しかし、もう悩むのも面倒になったので、某所でやけに人気のミシンを勢いだけでポチってやった。
焼きたてパンを頬張りながら、打ちたてパスタをむさぼりながら、ジグザグミシンをかけまくってやろうと思う。水道直ってないけども!

次にミシンを買うときは工業用だぁなどと思っていたが、冷静に調べたらパソコンより高いよばかやろう。工業延期。

ときに、このあいだ読んだ雑誌でサンプラザ中野水道橋博士が健康対談というのをやっていた。二人は共に健康志向だけれども、それぞれ流派(あるらしい。)が違うということで、話は最初からまるっきし噛み合っておらず、むしろ険悪なムードさえ漂っていていかがなもんかと思った。
博士が着用している、電磁波を防ぐベスト(何十万もする)がとてもふざけている。
私は最近、博士の挙動言動が、どこまで笑っていいものやら判断できなくなっている。
もしかしたら本人も?
カツラをつけている人は、どんな気持ちなんだろう、という話をまずふっておいてから、「実は僕も今かぶっているんですけど」って、おもむろにズラを脱いでみせるネタは何度みても好きでしたぁ。
それはどうでもいいが、捨て置けないのが中野が実践しているという「温冷浴」。
温かい風呂と冷たい風呂(シャワーでいい。タライに貯めた水でもいい)に交互にはいるという入浴法。
これは前から知っていて、私にこの知識を授けた実践者は雅やかにもマレーネ・ディートリッヒ様だ。
あの美しいおみ足をキープするために、シャワーのとき冷水と温水を交互にかけるのを日課にしていたとか。
マレーネ様のお話はけっこう凄いのが多くて、仕事をリタイアして姿を隠してからも映画雑誌などを読むことは欠かさなくて、しかも気に入らない女優のページにペンで「ブス」とか「なんて太い足だみっともない」「ひっこめ」とか書きまくってあったという。なんかスゲー。
それぐらい自分の足に自信をお持ちだったのです。
ずいぶん昔のことだが、読んだ直後から数日間は私もその温冷シャワーを実践したものだった。
しかし当たり前のことながら、効果(=足痩せ)はすぐにはでないのですね。
がっかりしていつの間にか忘れていた。そのあと、ダイエットにもいいという噂があって、湯船にはいったりでたりする忙しいやつも実践したが、湯冷めしたりノボセたりしているうちにこれもなかったことになったのだった。
私が中野温冷浴にキュンときたのは、「子供の頃からの冷え性が治った」という発言による。
冷と温の繰り返しが自律神経を鍛えるという。
本式のものは頭からかぶるらしい(滝にうたれる修行のように)。
恐ろしくてとてもマネできない(心臓マヒでぶったおれたりしたらお洒落すぎる)ので、太ももからつま先までを実践中。足先だけでいい、という説もあるが、私のリンパはすごく鈍感なので叱咤激励の意味をこめて気合の太もも攻撃だ。
冷にはじまって冷に終わる。
冷のまま風呂をあとにするとき凄く不安な気持ちになる。
シャワーの温度調節を「C」のところにもっていくとき手がプルプルする。
しかし、冷で終わったあと、ちゃんとポカポカするから不思議だ。
足のムクミちゃんが軽減した気がする!ということで続行の予定。