秋の決意

CastleDragon2007-10-03

最近テレビで見たショック映像の話。
河原を不法占拠して私物化しているヒッピーの人たち。
住んでるだけでも違法なのに、子供が遊んだり犬が散歩したりする河原でなんとゴルフまでやっている。
芝を生やしてコースをこしらえたりしている。
その芝がかなり念入りに手入れされていて、(ここがショック映像)はっきりいって野原と化したうちの庭よりも綺麗で立派なグリーンが出来上がっていた。
芝目も密だし、平らにならしてあるし、整地の段階からかなりガッツリ頑張ってやりましたー!という感じ。
ほっと一息つける東屋までついていて、すっかりエンジョイ。
カーテン開けるたびに荒地を見て欝になってる私ってなんなの。

キャッスル庭がどうなっているかというと、一昨年の夏まではかなり綺麗になっていた。
理想を求め、追求し、少しずつだがコツコツと頑張るガッツがあのときの私にはまだあったようだ。
去年少し手を抜き出したら、あっという間に荒れてしまい、そこまで保っていた緊張の糸がぷっつり切れてからは、坂を転げるように汚庭化の一途をたどる。
アンティークのジョーロとか、最初はオサレだったが今はただ古くて汚いだけにしか見えない。
下手したら廃材置き場の様相。
机上の理屈だけでデザインした部分が、実際に時間を経て破綻したりしたのも痛かったぬ。

「ゴルフのコースでも作りたいわけ?」と人に聞かれてたりしてニヤニヤしていた芝生。
石を積んで作った植え込みとか、イングリッシュガーデンの本をまんまぱくってエッジングした花壇とか・・・
今は全部雑草の下に埋もれて、どこに何があるのか、住んでいる人にも秘密の花園だ。
秘密すぎ。
芝の手入れ開始するにはかなり遅いが、心穏やかに冬を迎えるために、庭掃除キャンペーンを開始しようとおもう。
去年は茶毒蛾のあたりですっかりテンションが下がって、趣味だと思っていた庭仕事が本当に苦痛になってしまっていた。これからまた庭を楽しいと思えるようにしたい。

まずはイメトレのために色んな草刈シチュエーションをググったら、辛い思いをしているのは私だけじゃなく、雑草のためにガーデニングに挫折しているのも私だけじゃなく、何か秘密の解決法とかが実はあるのかと思ったがそんなもんもなく、綺麗にしている人は頑張って手入れをしている、という自明なことがダメ押しされた。
とりあえず電動草払い機を導入して週末から更生する予定。
今、戸塚よっとスクール入学前の新入生のようにピカピカした心です・・・こわいよぅ。