ブクブク

雪はふらなかったよん

生存率100%。
私の働きというよりも、魚たちの本来の体力による成果と思われる。
飼育。地味に続行中。
地味なのはまだディスプレー的に家に溶け込む域に達していないため。
水槽を部屋にどう配置しようか悩んでいて、
水草のことを思うと、たまには日向ぼっこさせたい気がするし
しかし酷暑の夏を思えば日差しを避けたい。
私は水のはいった30センチ水槽の重量を完全になめていた。
適当な位置においてそのあと少しズラそうとしたが持ち上がらないどころか
ビクともしないので驚愕。
スチール棚を一番背の低い足で支えてローラーをつけたら移動できるか?と思っていたけど
観察するのに適した「高さ」ってもんもあるよ。
低いほうが安定はいいけど観察し辛い。
でも高さがあるとメンテがし辛い。
今ちゃぶ台に置いてあるので金魚のお世話は正座でさせていただいてます。

物凄い勢いで検索検索、色んなブログで色んな金魚を見たが、
「可愛いのでかっちゃった〜」な人の金魚は劣悪な環境率が高く
コメント欄のところから「ブクブクぐらいいれてあげなきゃ可哀想」「虐待」と
バシバシ指摘を受けているが本人は「知りませんでしたぁー」だ。
こういう金魚に限って、ブラとの同居率が高いのでショックを受ける。
気を確かに持って金魚の幸せを考えねば。
潤いのつもりで実は殺伐とした光景を生みかねない。

金魚マニュアル読んだあと、「さくらん(映画)」見ると金魚への印象が変わっていく。
吉原入り口のあの大門。
小さな金魚鉢にいれられた丸々した金魚。
あれを実践したら虐待。可愛いんだけどねぇ。

金魚に向かって「あんたたちはここ(金魚鉢)を出たら生きられないよ」
「それが嫌なら逃げな」というシーンは珍作(名作という説もある)「吉原炎上(映画。おっぱいがいっぱい)」にも出てくる。
ボニーピンクの歌にもあった。(束縛を嫌って逃げようとするとそのまま死んでしまう私的言い回し)
鉢でしか生きられない私なの。
情緒不安定で供依存傾向のある女は金魚系なのか。
私の目から見たリアル金魚はそんなヒラヒラしたものじゃなく、もっと生き物然として
当たり前だが小さなウロコも一枚一枚が本物のウロコであり、
「よく出来ているなー」と思ってしまった。この感覚は何。
私はもともと遊女を可哀想とは思えない性質なのさ。
金魚に共感するのは花魁の勝手な言い分だ。

到着→(一週間経過)→水槽に移す(ただし、白点らしきものが確認された和金は塩バケツおくり)→いまだエサ抜き。
水換えは少量ずつほぼ毎日。
心配しているのは水温。
なんだか去年よりも体感温度が寒いこの冬。
冬越よりも夏をやり過ごすほうが大変そうなので、冬にはじめてみたのだが
冬もなかなか心配が絶えない。

しっかし金魚は可愛い。
「あー」とか「おー」とか言ってるみたいな口で正面を向いている顔が好きだ。
キャッスルでは、いつも底石(大きめ)と底石の間にわざと挟まってオロオロしているメダカが人気。
上から見るか横から見るか。
まさかこんなに大きな問題だとは思っていなかった。

暖かくなったら「青水」というのをわざと作ってタニシがどれぐらい苔掃除に威力を発揮するのか
ライブで見て見たい。
そう、水槽部屋の光景はなんか、大学の理系研究室のさらに横の部屋ってかんじ。
実験ぽい雰囲気と生活感が混在している今の水槽。