ボブる

髪自慢

先週末散髪へ。
散髪にあたり、ボブ頭の写真を収集してちょっとしたボブ博士になった。
自分の中でボブ神といえばメリーの頃のキャメロンディアス、トレインスポッティングのダイアン(Kelly Macdonald←最近の画像をみたら普通にヲバ化していた。美人には違いないが・・・)、カーニバルを歌っていたときのNina Persson 。
時代の移り変わり的にどうなのかわからないが、この辺りのボブを日常的な顔のモデルで実現した写真を探すのがキャッスルの散髪というものだ。
とりあえず近い写真をみつけて、あとは口頭で微調整してボブる。
美容院に予約を入れた途端、長い髪の先っちょのほうはすでに自分の髪じゃないような気持ちになったのが面白かった。捨てると決めたらもう過去ということですか。

そのボブ探訪の中、散髪に関して興味深い記述をみつけた。
女は男よりも、「水毒」というのが溜まりやすいのだけれど、その水毒というのは髪の毛に溜まりやすく、散髪すると「抜けていく」という。
嫌なこと言うんじゃねえよ!
ロンゲの人はみんな頭に毒を溜め込んでいるってのか。
でもなんとなくわかる気もして、なんとなく、髪の長さから生じるメンタリティーというのもあるかもしれない。
迫力あるロング(根元からスパイラルパーマがちがちだったり)にするときには、それなりに気力も充実していないと自分にしっくりこない、とか、うじうじした気持ちのときに髪を切りすぎると無防備すぎて弱気になったような経験があるようなないようなっ。
そういうことにこだわった「風水ヘアサロン」というのが存在していて、そこで散髪すると見も心も晴れ晴れしたりするんだと。

散髪しつつ、お姉さんとその件について話し合う。
そういう美容院があってもいいけど、それを売りにしていると一歩間違うと詐欺だよね、という結論になった。
水毒というのは、足がむくんでだるい、というときのこのダルさの源だとかで、体の中に余分な水があるということは、体を冷やしていて病気の元になるというのが東洋医学の考えらしい。
最近、昔よりも足がむくむ気がしていたので気になったのだけれど、お姉さんもむくむことはあるという。水毒は髪を切るとその断面から出て行く、と書いているところがあったが、お姉さんは人の髪を切っていて、何かが出て行くのを見たことはないとか。
そしてその店でも、ヘナを扱うようになっていて、「普通のカラーリングより、やっぱりヘナは髪に絶対にいい」ということでお姉さんもお墨付きだった。
自分でやっていると白状すると、「後まで綺麗に染めていて凄い」といわれて調子に乗る。実際、ヘナすると髪にハリコシがでるし毛先がパサつくこともなく、よくまとまるので髪にはいいのだとおもう。仕様直後の臭いにちょっと心が折れそうになっていたが、続けていくことにする。

この一週間、シャンプーするときの爽快感が病みつきだ。
エリアシをワシワシするのが楽しい。
髪の毛用ダウニ(ソニプラみたいな香のするシャンプー)も買っちゃった。
色々あるけど少しすっきりさっ。