束感


芝刈りしてすんげー汗をかく。
頭からも顔からもダラダラ。体ももちろん。
まるで逮捕される前の世界にひとつだけのマッキーみたいに(わかりにくい表現=逮捕前の最後の音楽番組で、異様に汗かいてた)。
頭が気持ち悪いので、水道で顔を洗って、日焼け止めを落とすついでになにげなく髪もぬらしてタオルでガスガス拭く。
その状態からカッ!と頭をあげて鏡をみた状態のとき
自分の髪型が「こうしてください」と持っていった
切り抜きの髪型にクリソツ!ということに気づいた。
UNOだのナカノだのナンバースリーだの、
色んなワックスでがんばってきたわけだが
結局水でぬらした状態が一番束感が出る、だと?
どうすればこれをキープできるんだろう。
あと、芝刈りからの一連の流れをシードして
一発であの状態までいけるにはどうしたら?
結局再現はできないのか?
散髪から一ヶ月なのにもう伸びた気がする。


久しぶりにアクア(とはあまりにかけ離れているので今更恥ずかしい)を更新するかとおもえば超悲しい報告。
可愛がっていた琉金ちゃんが誘拐された。

まるっこい金魚には、転覆病という天地がひっくりかえっちゃう病気にかかりやすいという特徴があるという。
うちの子たちは今まで平気だったので幸いにおもっていたが
ついに小さいほう(オス)がひっくりかえって、
いつも同じ場所で呆けるようになってしまった。
本人はボーっとしているようにみえるが、なぜか見るたびいつも
体に傷があってどんどん増える。
狭いところを無理やり通ったりするのはこの子の趣味だから(本当)・・とおもっていたがどうも、もう一匹の大きいほう(メス)が
「金魚界の掟、弱った子はいじめる」の慣例により
私のいないところでネチネチしたいじめを繰り返している気配?
どうやって隔離しようかなーと考えて
転覆子はトロ箱を使ってベランダで外飼いにしてみることにした。
ずっと部屋の中というのが不健康な気がしてしまったりして。
でも飼育という不自然なことをやっているのに
そういう「脳内理想」みたいなことと実践をごっちゃにするのは
とても危険なことなんやで。
子育てにもあるでしょう。
親心とかいうあやふやな正義をふりかざし、さも子供のためとみせかけて実は親の自己万が。
その矛盾のしわ寄せはほかでもない子供にくるのよー。
おなかの赤い傷が治るまでリゾートバカンス的に
トロ箱に引っ越した転覆ちゃん。
ある日、餌をあげにいったら誘拐されていた。
猫はこないところなのでカラスなんだとおもう。
バリヤはしていたけど、穴が大きすぎたみたい。
くちばしがはいる大きさだったら襲われてしまうそうだ。
あああ。
こんなことなら、身勝手な自分をなじりつつ、
少しずつ弱っていく金魚と室内で向き合って苦しむんだった。
病気になっても復活してきた琉金ちゃんだったのに
こんな風にいなくなってしまうなんて悲しすぎる。
イライラすごしてしまう。