место

はかまはかま



煎餅作り決行。
かなりガチガチでしたがまだ乾燥が足りなかったようで、噛めないぐらい硬い部分が残ったのと、ネチネチした餅そのもの部分が残ったこと以外は普通に煎餅に。
前回よりはかなりいい感じの仕上がりに気をよくし、もう一度やれば次はいけそうだな、と前向きになり、よーし、とまた餅を買うところからやりそうになって、「違う、わざわざ餅を仕入れるぐらいなら最初から煎餅を!」と我にかえりました。
味付けは塩オンリー。
なんでもそうだけど、市販の煎餅はかなり味付け濃くしてあるなあとしみじみと。塩を一握りふりかけたぐらいじゃ満足できる塩気には程遠いのでした。

「かなりのハイレベルな汚部屋がみられる」という噂を小耳に挟みのだめカンタービレ読み中。確かに、漫画に登場する汚部屋としてはハイレベルだった。物の多さからくる混乱(いるものといらないものが混在している)だけじゃなく、放置された生もの及びそこから派生した有機物まで表現されている点において。
しかし、この汚部屋は1巻で簡単に清掃されてしまい、漫画の中の「汚」は、のだめが風呂に(たまにしか)はいらない、(たまにしか)頭を洗わないという点だけになってしまってがっくりする。
どれぐらい散らかっていると汚部屋なのだろう?という疑問から汚部屋とその住人の生態に興味を持ち、今その研究が軽く趣味の域にはいりつつある私としては、クラシックと汚部屋の融合をもっと読ませてほしいのだった。
そういう漫画じゃないのでこの注文は筋違いだけど。
のだめのキャラを紹介するためのエピソードとしては、妙にリアリティのある汚部屋だったので、つい汚の再降臨を待ってしまうのだった。
なんでオーケストラのシーンよりも、転がった空き缶からハエが飛び出すシーンのほうが好きなのだろう?

天国の階段はやっと中だるみ期を抜けてラストで一気に不幸になる前ふりウキウキモードに突入。
女が袋にぎっしり漫画をもって男の泊まるホテルにおしかけていき、「私もまだ読んでいないの」といって部屋の中に。
布団でごろごろしつつ「アハハアハハハハ」などと空笑いしたあと、男が女を腕枕したりするので、すわエロシーンかと思いきやそのままスヤスヤ寝てしまったりする。
何を表現したいのか物凄く悩みながら見る。
見終わったあと、やっぱり意味がわからん、と思いつつこのシーンをどう思うかというとなんか面白いから好きだ。
絶対に結婚しようね!と誓い合った二人がそれをかなえるために頑張るが邪魔されるドラマなので、ここで普通に濡れ場が挿入されると辻褄が合わなくなるってことなんだと思うが、BGMもなしに布団の上で漫画を読んで笑うカポーが数分間垂れ流されるって斬新だわ。