夜明け前

昔の画像フォルダをあさってキャッスルにやってきたばかりの頃のギョピたちを見る。
最初はこんな風に、誰が見ても金魚と呼べる金魚だったのだなあ。
今現在、金魚たちは巨大化して着々と鮒への先祖がえりを試みている。
小さかった頃、水換えのときにチュルチュルで吸い上げられそうになる子が続出してドキドキだったが、今、チュルチュルの中にははいっていけないサイズになった金魚。
4匹残った和金を、大、中、小、チビと見分けていたが、現在全員が「デカ」になってしまい、わずかにあった尻尾の模様などの固体差も消えてすっかり誰が誰だかわからない。
水槽もすっかりキツキツ。
大きくなったので見やすいという利点はあるが、なんだか大きくなった金魚って金魚見ている気がしないの。なぜよ。

エビに懲りずに掃除バイトとしてタニシも投入していたわたし。
掃除はしているのかしていないのかわからないが、とにかく出産の頻度が高く見るたびに小さいタニシが増えている。
エビを食べているように、タニシも金魚が食べちゃうならそれでいいや。と思ったがタニシにはえさとしての魅力がないようだ。
タニシは産まれたときからタニシ。卵でなくタニシとして生まれて来る。
生まれてすぐは柔らかい(親切設計)、時間がたつと硬くなるらしい。
その数が半端じゃなく、むしろ、食べてください、食べて減らしてくださいと思ったが金魚はしらんぷり。
本当にギョっとするほど増えるので、さりげなくタニシ駆除に追われている私。
またしてもバイトの導入に失敗したのだ。
水槽の掃除よりタニシ駆除が大変。
もうあきらめたらいいのに、油断するとタニシを食べてくれそうな魚を物色したりしてしまう。
いや、もうムリだから。
これ以上のカオスは金魚にムリだし、なにより私に辛すぎだから!