金の卵かえる

卵は受精卵なのか否か。
毎日観察していたら、金の卵のうち半分ぐらいは白濁してただの球に。
これは受精していない、ただのたんぱく質にすぎない。
しかし透明感がますます冴える半分たちは、もしかして本当に受精卵なんだろうか?
興味本位に見守ること数日。
ある日卵に黒い点、ほんとうに小さな黒い点が二つと、本当に細い線があらわれていた。
目と背骨(?)。
これでもまだ半信半疑。はじめてみるもんで。
でもでも、よーっくよーっく目をこらすと、動いてでんぐりがえったりしている卵がある。
つまり、生きている。
すごい、あんな大雑把に、交尾と出産を同時におこなうという荒業で
赤さんが誕生するん?するん?
今日みると、もう動いて稚魚と呼べる状態になっている子がいた。
産卵ケースを飛び出し、勇敢にも大海原に繰り出す勇者も出現したため
トロ箱に移動。ケースの格子、間隔でかいよー!
魚というより虫にみえる。ゆりいか。
なんてはかないの。
こうしてみていると、生命ってほんとうにたまたまなのね、とおもう。
生まれる可能性、生き残る可能性と考えるとその確率は確かに低く
とてもミラクルで神秘かもしれない。
これは自分中心に世界をみた場合な。
世界中心に自分をみると、ホント、たまたまここにいる、としか思えない。
誰が知ろう、今キャッスルで50匹ぐらい赤さんが誕生して私が青ざめていることを。
こんな小さな存在。黒い点が二つと線が一本でしょ。
それだけのことなのに、なぜ僕らは泣いたり死にたいと思ったりしますか?
祝福されることをなぜ望むろう。

サイフォンって結局なんだ。勉強しつつ今日は黒星ってことでもういいや。
稚魚生きろ、PC死ぬな。俺生きろ。


関係ないけどSave Ferris をききまくってあらためて思った。
DHC好きといい、私ってスカが好きなんじゃん?